パチンコ屋=遊んでお金を稼げる場所
大学時代に先輩に連れられて初めて行ったパチンコ店。
ちょっと打ってみたパチンコで大当たりを経験。
リーチのワクワク、大当たりの興奮、忘れられないものでした。
小額投資でお金を稼いでいる先輩を見ると、パチンコ屋は遊んでお金が稼げる夢のような場所だと思っていました。
そんな勘違いが、後に僕を地獄のような日々に連れていきます、いや、自分から進んでいったのです。
自分で気付いていなかった”パチンコ依存症”
大学時代にはすでにパチンコ依存症になっていた気がします。
大当たりと勝った時の高揚感が忘れられず、大学の授業をサボっては毎日パチンコに行っていました。
しかし、戦術もなく、行き当たりばったりで打っていたパチンコで勝ち続けられる訳もなく、負けが続ていきました。
生活費にとっておいたお金すらも使い果たし、親に電話して都合のいい言い訳をしてはお金を送ってもらって、またパチンコ。
今思えばクズのような生活をしていて、親には本当に申し訳なく思っています。
卒業間際、バイト先の先輩にもお金を借り、「パチンコで返せる!」と思っても当然のように上手くいかず、また親に泣きつく。。。
大学時代のパチンコ依存は、この時の申し訳なさと情けなさで一旦終わります。
就職してからは一度止めたものの
就職してからは、大学時代の二の舞を踏むまいと、会社が終わったらすぐに帰宅し、食事・風呂を済ませて寝るというような普通の生活を送っていました。
就職したてだったので、遊べるような気持ちの余裕もなく、パチンコなんて頭にありませんでした。
でも、就職して1年が経とうとしていた時、職場や恋人などで人間関係でのストレスがMAXになりました。
物事へのストレスとは違い、人間関係のストレスは簡単に解消できることが出来ず、何かに逃げたくなりました
「これだけ我慢してきたのだから、ストレス発散するのに一度くらいはやってもいいだろう」
と足を踏み入れたパチンコ屋。
楽しそうで懐かしい機械音、目の前に積まれたドル箱(2001年当時)。
大学時代、楽しかったあの気持ちが蘇ってきました。
しかも、そこで勝ってしまったので、再び虜です。
この時から、何か嫌なことがあるとパチンコ屋に足を運ぶようになりました。
そして、毎日でも行きたい気持ちになり、気付いていれば仕事帰りや休みの日など、時間が許す限り行っていました。
気付けばパチンコ屋と消費者金融の往復
大当たりの快感、大勝ちした時の高揚感が日ごろのストレスを解消してくれるお陰で、僕のパチンコ依存症は深くなっていきました。
その結果、その高揚感を得るために負けが続いてもパチンコ屋に行くようになり、気付けば消費者金融からお金を借りてまでパチンコをするようになりました。
お金を借りる → パチンコをする → 負ける → また借りる → 少し勝つ → 少し返す
大勝ちした時に「これで借金を返し続ける!パチンコで作った借金はパチンコで返す!」と思いましたが、こんな考えでは返せませんよね、今思えば。
結果、借入額と利子額が膨らみ、月の返済額はどんどん大きくなっていきました。
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