【体験談】嫁に内緒で抱えている借金はバレずに返せるのか?

既婚者男性の多くは、嫁さんから毎月渡されるお小遣いでやりくりしていると思います。

しかし、ギャンブルや飲み歩きなど、お小遣いだけではお金が足りなくなり、嫁さんに内緒で借金を作ってしまった男性もいらっしゃると思います。

嫁さんや家族にバレるとマズイから、自分で作った借金を自分のお小遣いの中から返していこうと思っていますよね?

嫁さんに内緒で作った借金をバレずにお小遣いだけで返していけるのか。

僕の実体験も踏まえて考えてみます。

目次

嫁に内緒で作った借金、結論から言うと

嫁さんに内緒で作った借金をバレる事なくお小遣いだけで返済していけるか。

結論から言うと、ほとんどのケースの場合、バレずにお小遣いだけで返済・完済する事は無理です

その理由は計算をしてみれば分かります。

返済シミュレーション例

月に貰えるお小遣いを40,000円とします。(サラリーマンのお小遣い平均額が39,000円でしたので、40,000円に設定)

借入額2,500,000、年利18.0%で消費者金融から借金をしているとします。

この借入状況で、1ヶ月に支払う利息額は37,000円です。

借金の金利の計算式=借入残高×実質年利×利用日数÷365日(閏年は366日)

つまり、お小遣全額を返済分に充ててもそのほとんどが利息の支払で、元金が減っていきません。

完済できるのは、数十年後になってしまいます。

それに、お小遣いを全額返済に充てるのはかなり厳しいですよね。

以上の理由から、お小遣いだけで返済しようとすると必ず遅滞するようになります

返済が遅れる事でバレる可能性が高くなる

返済が遅れる事でバレる可能性がグッと高くなります。

その理由は、業者からの督促の電話や督促状が家に届くようになるからです。

嫁さんに内緒で借金を作る人は”足”がつかないように、契約時に郵便物の送付を無しにしたり、明細書はすぐ捨てる等の”証拠を残さないようにする事”はしていると思いますが、強制的に家に送られてくる郵便物や電話は、嫁の目や耳に届きやすくなり、確実にバレます。

消費者金融のほとんどはは電話では個人名、郵便物の差出人は別の会社名を使ってきますが、中にはCMで目にする会社名で郵便物を出してくる会社もあるので怖いです。

クレジットカード会社はそのまま会社名を差出人にして電話や郵便物を送ってきます。

内緒の借金は精神的負担を大きくして人を変えることもある

嫁さんに内緒の借金、借入額が少ない時には「まあ、何とかなるさ」と軽く考えていますが、借入額が大きくなってきて督促の電話や遅滞が生じると、「何とかしてお金を返さなくちゃ」と思うあまり、自分の力でどうにもならなくなると、嫁の財布からお金をくすねるような、本来あってはならない行動をとってしまうこともあります。

家族の食糧や公共料金の支払、子供に使うために下ろしてきたお金をくすねてしまう、これは家族に申し訳ないことです。

お金って人を変えると言いますが、本当ですよね。

嫁にバレずに内緒の借金を返そうとした管理人の体験談

実は管理人も妻に内緒で抱えていた借金を内緒で返し続けて完済しようとしていました。

当時のお小遣いが40,000円、月々の返済額が46,000円、明らかに足りません。

お小遣いを貰ったらすぐにATMに駆け込んで30,000円を返済。

財布の中は手持ち10,000円。

足りないけど支払ったという安堵感を瞬間的に得られますが、次のお小遣までの大きな不安を抱きます。

当日、若しくは翌日に業者から「返済額が足りませんが?」と注意の電話。

「すみません、近日中に不足額を返済します」と弁解。

毎日「どうしよう、どうしよう」と心配をしながら過ごしていた事を覚えています。

その後、妻には内緒で自分の実家に泣きついて、お金を借りていました。

しかし、裕福とは言えない自分の実家にとって毎月20,000円以上の出費は大きく、借りれなくなってしまいました。

妻に内緒で借金を返済していた期間は半年でした。

自分のお小遣いだけでは借金を返せなくなり、首が回らなくなった時に自分の親から皆に打ち明けることを勧められた時には、心はボロボロでした。

嫁に内緒で作った借金はどうすれば良いか

じゃ、嫁に内緒で作った借金はどうすれば良いか。

先ずは自分が月々支払える金額を明確にし、シミュレーションします。

「月々支払える金額>毎月の返済額」の場合

嫁に内緒で借金をしている人の中では少ないケースだと思いますが、自分のお小遣いの中から月々支払る金額が毎月の返済額よりも多い時には、そのまま返済していった方が良いです。

遅滞なく返済をしていけば、嫁さんに内緒で完済する事が出来ます。

「月々支払える金額<毎月の返済額の場合

こうなった段階で債務整理を視野に入れておいた方が良いでしょう。

僕の体験のように、ずっと頑張り続ける事は出来ないと思います。

もし頑張り続けたとしても、完済するまでの何年もの時間はあなたの限られた人生の中で有意義な時間にはならないでしょう。

嫁さんやご家族に打ち明けて、返済に協力してもらう方が良いです。

嫁さんに打ち明ける場合、必ず離婚の話が出るでしょうが、その時は誠意を持って正直に、これからの返済の具体的方法を示して話てみて下さい。

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内緒の借金を打ち明けるタイミングは?

内緒の借金を打ち明けるタイミングは、決意した時若しくは返済が数ヶ月滞った段階で話すのがベストです。

この時点で遅滞無く返し続ける事は無理です。

家族から責められるのは本当に嫌な事ですが、自分ではもうどうにもなりませんので、観念して内緒の借金を打ち明けましょう。

申し訳ない気持ちにはなるけど、一人で抱えている辛さから開放されてスッキリします。

説得は「債務整理」と「原因の改善」を用いて行う

内緒の借金を打ち明けた時点で、ほとんどの嫁さんは「離婚」の二文字が頭の中にあります。

そりゃそうですよね。自分が作った訳でもない借金を打ち明けられて、悔しいし、将来が不安だし、嫁さんが苦労するのが目に見えてますからね。

もし離婚をしたくないのであれば、債務整理をして借金を減額する方法を示して説得してください。

嫁さんが少しでも貴方と一緒に生きていきたいという気持があれば、債務整理により支払額を減らす事で家計の負担を減らす事が今後の希望になり、離婚を回避できる可能性が高くなります。

それから、貴方が借金を作った原因(ギャンブル、飲み歩き等)を改善する約束は必ずしてください。

嫁さんはもう二度とこんな思いをしたくないでしょう。

修羅場になった、けど得られるものもあった

妻に内緒の借金、打ち明けて修羅場になったけど得られるものもあります。

それは「開放感」「安堵感」です。

嫁に内緒の借金って、一人で抱え込まなくちゃいけないからとても辛いし苦しいんですよね。

打ち明ける事でとてつもなく怒られて色々めんどくさくなるけど、毎日変な心配をしなくて済みますし、サポートしてもらえるという安堵感を得られます。

心が晴々します。

「嫁に内緒で作った借金」まとめ

嫁に内緒で作った借金はほとんどのケースの場合、自分の力ではどうにもならなくなります。

自分の力だけで払える見通しが立たないのであれば、借金を作った原因である貴方の行動をすぐに改めて、ご家族に話し謝罪し、今後の自分の行動の改善と債務整理による借金の減額を約束して、一緒に払ってもらいましょう。

将来で車や家の購入を考えるのであれば、ローンを組む関係上、債務整理は早めに行っておいた方が良いです。

嫁に内緒で借金を作っている貴方には、早期に家族への打ち明けと債務整理をお勧めします。

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