この記事を書いた2008年当時、僕は消費者金融5社から280万円、クレジット会社2社から50万円、計7社から330万円のお金を借りていました。
その借りた330万円をどう使っていたのか
パチスロ
330万円の半分くらいはパチスロに使っていました。
パチスロを始めたのは大学生の時。
部活の先輩に誘われて行ったのがきっかけになって通うようになりました。
借金をし始めた当時はパチスロの隆盛期。
ハイリスク・ハイリターンで一度大当たりを引けば一獲千金の機種が多く、ドル箱を積むことも夢じゃありませんでした。負ける時には数万円負けることも珍しくありません。
一度大当たりを引く経験をしてしまうと、その快感が忘れられず、お金が無くても通っていました。
負ける→消費者金融から借りる→たまに勝つ→大きく負ける→また借りる
の悪循環でした。
デート代
加えて彼女(今の妻)とのデート代にも使っていました。
「妻の前で良い格好をしたい」「嫌われたくない」と言う思いから、デート代は全て出していました。
飲み代
ある日、会社の先輩からお酒のお誘いがあり、初めてその方と飲みに行った時の事。
いい雰囲気のお店に連れて行っていただき、二件目にはキャバ嬢のいるようなラウンジへ。
しかし、この時のお酒の飲み方が偉く気に入り、どんなにお金が無くても嫌なことがあれば個人的に通うようになりました。
飲み代が1万、帰宅するための代行代が5千円、一晩の飲み代が計1万5千円。
週一で行ってたので、月に6万円くらいは飲み代に使っていたわけです。
どうして借金が膨らんだのか?
どうして借金が膨らんだのか?
それは、借金を借金と思っていなかったからです。
消費者金融を銀行のように思っていた
消費者金融を銀行のように思っていました。
当時、お金を借りる時には消費者金融のATMで借りていました。
キャッシングカードを入れて、利用したい金額を入力すればお金が出てくる。
支払いが遅れて催促の電話が来ても
「ごめんなさい、後日払います」
とだけ伝えておけば、「わかりました、お願いしますね」と言われて終わり。
借金っていうと、取り立てみたいなイメージがあるけど、全然大丈夫じゃん♪
利用額枠の増幅
加えて、当時の消費者金融は利用者の借入額をもっと増やしたいがために、利用額枠の増幅を勧めてきました。
その勧めに乗った僕はどんどん利用額を広げてしまい、終いには150万円まで広がっていました。
もっとお金が使えるという感覚でした。
補足:当時は鬱気味だった!?
今思えば、当時の仕事の状況や彼女との付き合いにおける心理的負担から鬱気味になっていた可能性もあります。(後に鬱になりますが(笑))
1人で抱え込んで、その悩みを紛らわすためにパチスロや飲み代に使うために借金をしていたかもしれません。
コメント